女子部では現在、ドイツからの留学生、リプカ ヴィクトリアさんを迎えています。
高校2年生のクラスに在籍していて、在校生の家にホームステイをして学校へ通っています。この6月で帰国してしまうことを踏まえ、9か月間の日本での体験やドイツの話を聞く機会を持ちました。もともと日本に興味をもっていたヴィクトリアさんは、来日する前にひらがなとカタカナを習得したそうです。今では流暢な日本語が話せるようになり、故郷のミュンヘンの様子をスライドを通して紹介してくれました。今回は中学3年生CCクラスの女子が、小講堂に集まり、興味深々で彼女の話に聞き入っていました。
ドイツの産業といえば車、メルセデス・ベンツ、BMW、OPEL、フォルクスワーゲン、ポルシェなどなじみのあるメーカーが飛び出してきました。また、ドイツの名城ノイシュヴァインシュタイン城、冬の風物詩であるクリスマスマーケット、ドイツで通っていた学校の紹介、ドイツの有名大学の校舎、日本の教育との違いなど、様々なお話を聞くことができました。生徒からの質問も多数出て、日本での生活で困った事、好きな日本食、ドイツ人から見た日本人のイメージ、今では5か国語を話すことができるというヴィクトリアさんの多言語自己紹介など披露してくれました。ヨーロッパや海外留学に興味がある生徒はもちろんのこと、英語を少なくとも3年は習っている中学生によい刺激になったようです。