女子部での学びは、日本の文化や伝統への理解を深め、本物に触れる喜びや感動を味わい、世界に向けてそれを発信できる人として成長していくことを目指しています。これは、男女別学体制がとられたときから現在まで紡がれてきた『國學院のかおり』として女子部の教育風土となっています。
さて、私たちを取り巻く社会そして世界は、これからどのように変化していくのでしょうか。「多様性」、「環境問題」、「生成AI」など変化の鍵となることばが、様々な場所で行き交います。このような変化をとげる社会において大切なことは、自分の軸をしっかりと持つことです。私たちは、本当に自分を大切にすることができているでしょうか。隣人を尊重することができているでしょうか。新しい出会いに感謝し、他者と協働して何かを成し遂げていくことができているでしょうか。社会がどのように変化しようとも、ぶれることのない軸つくりをすることなのです。それが私たちの「今」の挑戦であり、それが新しい「未来」を切り拓く挑戦となるのです。
学校生活では、「気持ちのよい挨拶をすること」、「時間を守ること」、「制服を美しく着ること」といった生活の基本に重きを置いています。また、「学習にしっかりと向き合い、基本的な学習習慣を身につけること」、「部活動や学校行事に主体的に、積極的に取り組むこと」といったことは、中学高校生活の根幹であると考えています。特に、中学高校時代は、学ぶことには貪欲に、興味関心事には探求心をもって、また、人からの助言に対しては素直な気持ちをもっていて欲しいと願っています。
良き仲間と出会い、たくさんの経験を通して学び、世界に向かって羽ばたく人となる、そのような成長を支える女子部でありたいと考えています。
日本の文化や伝統への理解を深め、世界に向け発信できる人として成長していくことを目指すプログラムです。
中学1年生:ことば
中学2年生:華道
中学3年生:茶道
高校1年生:能楽
高校2年生:日本舞踊
高校3年生:礼法
それぞれ一流の講師から、指導を受けます。「本物」に触れ学ぶことが、大きな経験となります。
「働くということ」をテーマに、社会を見つめ、どのように生きていくべきなのか考えるプログラムです。社会の一線で活躍している外部講師から話を聞くことで、考えるヒントを得ることができます。
中学2年:ガイダンス・職場訪問・仕事インタビュー・外部講師講演会
中学3年:外部講師講演会
高校1年:外部講師講演会
全学年 :フォーラム「働くということ」
グルーバルなパースペクティブから考え、発信できる人として成長していくことを目指すプログラムです。
・Global Leadership Workshop
グローバル・リーダーとは何かを考え模索することを目的としたプログラム。
各国からの留学生との交流、障がいのある人との交流、海外の大使との交流、JICAで海外体験をした方との交流
・Kugayama Times
英字新聞づくり。テーマ・記事内容・構成・レイアウトなど編集者の直接指導を受けながら作成。
・英語で地域探訪
各国の留学生を招き、学校周辺の寺院通りを英語で紹介。