本校は國學院大學の系列校であり、その特色をいかして國學院大學への推薦入学者がいます。
その一方で、他大学への進学にチャレンジする生徒もいます。その割合はおよそ1:9で、他大学への大学受験をチャレンジする生徒が圧倒的に多い状況です。
男子と女子は、学習への取り組みや思考方法に違いがあると考え、本校では男女別の校舎で学ぶスタイルを採用しています。
一方で、部活動や学校行事では、男女が協力して行っており、共学と別学のよさを体感できる環境が整っています。
東京大学をはじめとする国公立大学や医学部医学科などの最難関大学に挑む生徒が集まるクラスです。
令和4年度は、東京大学に4名、東京工業大学に3名、一橋大学に2名の現役合格を果たしました。
STクラスの学習カリキュラムの特徴は、中学3年次に高校の学習が始まる点です。中学1年時から授業が速いスピードで進んでいきますので、家庭学習が大切になります。
また高校3年次の1学期までには、多くの科目で大学受験に必要なすべての学習範囲を終え、2学期からは大学受験対策が行われます。
STクラスには、高い目的意識をもって勉強に励む一方、部活動にも力を入れて取り組む生徒が多くいて、高いレベルで文武両道を達成しています。
一般クラスは、毎回の授業の理解度をチェックしながら、確実に学びを深めていくカリキュラムが用意されているクラスです。
令和4年度は、国公立大学に7名、早慶上理に11名、GMARCHに17名、國學院大學に9名が現役合格を果たしました。
一般クラスの学習カリキュラムの特徴は、英語や数学にあらわれています。英語では中学2年次・3年次にクラスを分割し、少人数で学習を行います。数学は中学3年次に「習熟度別クラス」に分かれて学習を行うことで、一人ひとりに教員の目が届き、きめ細やかな指導が可能になっています。
一般クラスの生徒は、久我山が掲げる「きちんと青春」のスローガンのもと、体育祭や久我山祭、修学旅行などの学校行事で中心的存在となる生徒が多く、高校生活で青春を存分に味わうことができます。
平成30年度に新設された Cultural Communication クラスは、国際社会で貢献できる女性の育成を目指しています。國學院大學の掲げる「もっと日本を。もっと世界へ。」のコンセプトのもと、「他の国の文化や伝統を相互に尊重し合える人」「英語を意欲的に学びフレンドシップを深められる人」「日本の文化や伝統を学び世界に発信できる人」の育成を実現する教育を行っています。
国際人として必要なさまざまな教養を身につけつつ、國學院大學の付属校ならではの、日本の文化や伝統を学ぶことができる多彩なプログラムが魅力です。
CCクラスで最も特徴的なカリキュラムは「グローバル・スタディーズ」で、中学校1年生から高校2年生まで、世界にある多様性に気づき、互いの違いを尊重し、世界の人と協同する気持ちを育てることを目標とした授業です。
「最難関大学受験へ向けた勉強」と「全国大会レベルに出場できる部活動」の両方を体感できる、いわゆる「文武両道」を実現したい生徒が多く集まるクラスです。
令和4年度は、国公立大学に5名、早慶上理に10名、GMARCHに11名、國學院大學に4名が現役合格を果たしました。
高校1年次は全生徒が同じ授業を受けて、高校2年の進級前に文系コース・理系コースどちらかを選択します。
高校入学生は、中高一貫生と比べて、高校1年次は英語と数学の時間が多いカリキュラムになっていて、手厚くきめ細やかに希望進路実現のための支援を行っています。