6月21日(土)に全国漢文教育学会40回大会が開催され、本校では中学3年男子、古典の公開研究授業を行いました。
テーマは「学びて時に之を習ふ ―『論語』で贈ろう後輩へのアドバイス―」です。
授業の前半は、各生徒が『論語』の中から後輩に贈りたい章句を探し、その理由をまとめました。
図書館にある書籍から探したり、自身のデバイスを用いて「ジャパンナレッジSchool」などを活用したりして、生徒はおよそ500あるといわれる『論語』の章句の中から思い思いに言葉を選んでおりました。
そして、選んだ章句について、孔子のものの見方や考え方に共感できる、自身の経験に当てはまると感じたことを挙げながら、アドバイスを考えました。
後半は、それぞれが考えたアドバイスをグループ内で発表しました。
他の人の発表を聞いて新たに気付いたことを書き留めたりする生徒、発表でもらったフィードバックをもとに自分の考えをアップデートする生徒も。
互いによいアドバイスが完成できるよう、意見を出し合っていました。
発表のあとにはGoogle Classroomを用いて、他のクライメイトが選んだ章句の共有が行われました。いよいよアドバイスが完成に近づいていきます。
50名あまりの学会の先生方が見守る中、一生懸命に、ときに和気あいあいと、ときに真剣に取り組む姿勢がみられる素敵な授業でした。
授業担当の先生からは、「子曰はく」から始まるこの『論語』に触れて、教科書に留まらず様々な作品に触れることで、大いに知的好奇心を育んでほしいということ、
そして、受験のためだけに限らず、充実した人生のため、将来のためにそうした好奇心を大切にしてほしいと、熱いメッセージが語られました。
※著作権に配慮し、書籍の表紙は一部ぼかして掲載しています。