この度、女子部の高校一年生の有志生徒がウクライナを中心とする国際情勢を受け、被害者の方々に対する緊急医療支援を企画し、久我山で募金活動を行うことになりました。その実施にあたり、まずは全校生徒の皆さんにウクライナの医療現場の現状、募金先、さらに募金がどのように使用されるのかについて説明したいと思います。
今現在ウクライナでは首都キーウをはじめ、東部を中心に各主要都市で市民も含め多くの犠牲者が出ています。その中でもウクライナの医療体制は私たちが想像している以上にひっ迫している事が報じられています。
ウクライナの医療現場では現在医療器具、治療場所、人員などが不足しているとのこと。そこで今回私たちはその状況の改善に少しでも協力するべく、「国境なき医師団」という国際的緊急医療団体に寄付することを決めました。その「国境なき医師団」の活動の中でも特に、ウクライナ:命を守る緊急支援という募金先に寄付したいと思います。
なお、ご存じの方も多いと思いますが、「国境なき医師団」とは、人種や政治、宗教に関わらず紛争や自然災害などで危機に直面している人々に、あくまで中立的な立場で緊急医療援助を届けている組織です。シリアやアフガニスタンなどの紛争地や、感染症が繰り返し流行する地域、自然災害の被災地、貧困により医療が不足している地域など、約70の国と地域で医療・人道援助活動を実施しています。こうして国境を越えて中立的な立場で医療支援を行っているというこの団体の在り方を尊重し、寄付先を「国境なき医師団」に決定するに至りました。
改めて日程と募金先について、確認します。
国境なき医師団「ウクライナ命を守る緊急援助」募金
実施日時:4月25日(月)〜28日(木)4日間
7時45分〜8時10分
実施場所:本館中央玄関前・カフェテリア前・西2号館前
詳しくは以下のポスターをご覧ください。
医療支援が滞っている地域を少しでもサポートできるようご協力よろしくお願いします。