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真贋を見抜く眼力を…@女子高1特別講座《能楽講座:能装束のコーディネイト》

2018年11月8日

 
女子部高校1年生を対象とした《能楽講座》も今日で4回目。
いよいよ「能装束」をコーディネイトする場を迎えました。
 

    女子部高校一年《能楽》講座
   「能楽:能の装束をコーディネイトしてみよう」
    講師:金春流能楽師 髙橋 忍先生・山井 綱雄先生
 
 
 

 
本来ならば、とても直接手にすることなどかなわぬ代物ばかり。
「面(おもて)」の中には、なんと江戸時代の貴重な品も含まれていました。
その他、「蔓帯」や「扇」といった小物類まで、このたびも卒業生である能楽師髙橋忍さんのおかげで直接手にする貴重な体験を積むことができました。
 
加えて本日は、その髙橋さんとともに、着付けのモデル役として同じ金春流の山井綱雄先生も来校され終始なごやかな雰囲気のうちに講座は進みました。
 
なお、このたびの能装束のテーマには、例年通り『羽衣』が選ばれました。
秀麗なる富士と見事な白砂青松の景観を今もたたえる三保の松原を舞台とした『羽衣伝説』。この物語にもとづいた能のシテは、いわずと知れた、まさにこの世のものとは思われぬほどの美しい「天女」です。
 
はたして、今年の生徒たちは、そんな「偽りなき」天上界から舞い降りた「天女」の装束を、どんなふうにコーディネイトすることができたのでありましょうか。
 

 
そして、最後はこれまた有難いことにその装束で『羽衣』の一節を披露していただきました。間近に見る美しい舞いと朗々と響く謡に、みんなの目は釘づけとなっていました。
  

 
最後に、山井先生からも示唆に富んだお言葉を頂戴してお開きとなりました。

「…今日ここに持参したものはすべて『本物』です。
みなさんにはぜひ『本物』を見抜く眼力を養って欲しいと思います。
また、能楽には、今日の『羽衣』もそうであるように、
みんなが幸せに暮らし、世の中が平和でありますように、
というメッセージが託されています。
能楽をはじめとする伝統文化にふれることで、
この国が培ってきた心、さらにルーツを知るきっかけとしていただければ幸いです。」

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