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「学び」に学ぶ @ 9/29 KUGAYAMA academy

2018年9月30日



現役の大学生たちによるリアルな「学び」の紹介とフランクなディスカッション。
このたび初の試みとなった「久我山アカデミー」には、在校生の高校生たちが40名ほど集まってくれました。
 
夜を徹しての「飲み会」での熱い学問談義がきっかけで、この「アカデミー」の立ち上げに意気投合し今回母校へ足を運んでくれた大学生は6名。
まずは挨拶がわりにそれぞれの専門分野について「自己紹介」のプレゼンを披露しました。
しかし、始まってみれば自分たちの学問の奥行きの深さと面白さゆえ、予め与えられていた時間内では到底語り尽くすことができなかったようで、休み時間を返上して個別に在校生らとやりとりする姿も…。 
 

   

 高校時代は文系クラスに所属するも、今は音楽の普遍性に関する研究やプログラミングを自在に操るY君。
 

 留学を夢見ていたものの、英語学習の目的が今ひとつ漠然としていた高校時代から今やその虜になっているI君。
 

 今回の参加者の中で唯一実学系を自負するK君は、「バズったツイート」の実例を挙げながらその問題点を商学的視点から追求してみせたり…。
 

 量子力学を通じて自然科学の解明に向かうアプローチの楽しさを、喩えを豊富にわかりやすく説明してくれたK君。
 

 文学の中でも心理学に傾倒するK君は、全ての源泉は考察と先人の教えにふれることから始まると静かに力説。
 

 そして、大学入学後に自分がやろうとしていた分野にゆきづまり感を覚えたとするO君は、自分の学び領域も含めた「ボーダー」(国境)の存在について熱く語ってくれました。
 

 
その後、さらに膝を交えるように輪になって現役の高校生たちの「悩み」にこたえる形でそれぞれの考えや思いをぶつけ合いました。
 
 「いい大学とは」
 「偏差値が示すものとは」
 「多くの大学生の実態とは」
 「今の高校での勉強とやりたいことについて」
 「将来に役立つ学びと役立たない学びについて」
  ………
 
ひとつの問いかけがまた次を引き出し、飛躍しすぎたと思えば軌道修正し、現実路線にかえって議論を重ねるうち、気づけばあっという間に3時間以上の時間が流れていました。
 

 
その中で、とても印象的だったやりとりがありました。
「大学に行くことの価値や意義」といったことに話題が及んだ際、プロ野球選手を例えに、いつかくる若い時点での現役引退と、その後の何倍もの長い人生行路を考えた時、アスリートとしてそのスポーツを究めると同時に「大学」でも学びつづけるような生き方が今は求められているのではないか、といった意見に収斂していったのでした。
 
奇しくも、巨人や日本ハムなどで活躍をした本校野球部および國學院大學OBの矢野謙次君(38歳)が、今シーズンでユニフォームを脱ぐことになったとの知らせが届いたばかりでした。

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