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「山の日」に寄せて

2018年8月11日


             アーベントロートに染まる立山
 
灼熱のグランドで勇躍するサッカー部のインターハイベスト16や、東京都コンクールにて見事に金賞代表校入りした吹奏楽部などの朗報に勇気づけられながら、雲上の世界にてワンダーフォーゲル部の若き岳人たちとしばし濃い時間を過ごしました。
 
ところは、北アルプスの立山連峰。
盟主劔岳を間近に望む標高3000級の稜線からは、見渡す限りの雲海が日本海へと広がり、足元には豊富な高山植物が所狭しと咲き乱れ、なかでも夏から秋へその姿を大きく変えるチングルマ(稚児車)が、吹き下ろしの風に揺れていました。
また、立山三山の威容を演出するアーベントロートに続き、満天の星空には天の川をはじめ、流れ星や人工衛星までもが肉眼でしっかり観賞できる幸運に恵まれました。
 

 
また、立山は古来より山岳信仰の山。
立山曼荼羅や国内最古の山小屋の存在を知るとともに、最高峰雄山の頂での特別参拝などを通じて、この国での「山登り」の意味深さについて思いを至す機会ともなりました。
 
折しも今日は「山の日」。
小さな一歩と、少しの我慢を重ねた結果、部員たちがようやく手にすることのできた世界を、わずかながら皆様にもお届けしたいと思います。
 

       雪渓(万年雪)とミクリガ池の写し絵
 

          浄土山をバックに黙々と歩を進めるワンゲル部員たち

 

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