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試験明けて、夏は来ぬ。

2018年5月19日


 
ようやく中間試験も終了。
それとともに、また一つ季節が歩みを進めたようです。
佐々木信綱のあの唱歌のメロディーとともに…。
 
  ♪ 〜 卯の花の におう垣根に
     ほととぎす 早も来啼きて
     忍音もらす 夏は来ぬ  〜 ♪  
   
               『夏は来ぬ』 より
 
卯月とは、まさに卯の花咲くことからそう名付けられたとのこと。
陰暦では四月のことですが、今の暦では夏を呼び込むちょうどこの時期にあたります。
  
そんな折、今朝方、上水沿いの通学路にてその白い花が初夏の風に揺れていました。
花言葉のごとく、「古風」な「風情」ただよう由緒ある花。
その茎が中空であることから「ウツギ(空木)」とも言われ、古くから霍公鳥(ほととぎす)とともに多く歌集にも採られている小花です。
 
試験明けとともに、キャンパス内にも霍公鳥(ほととぎす)の囀りのように元気な声が戻って来ました。
今日から、第1学期も折り返しです。
 
 
 
   卯の花の、過ぎば惜しみか霍公鳥 
     雨間も置かず、こゆ鳴き渡る 
 
          『万葉集』 巻八   大伴家持
 
  
       訳) 卯の花が散ってしまうのが惜しいと思ったのか
           霍公鳥が雨の間にもここを鳴きわたっています
 

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