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高遠なる「目標」に向かって

2018年2月8日


  
ここ最近、早朝のグラウンドには大きな「的」が設けられています。
それというのも、大会が間近に迫った弓道部員たちが、「遠的」競技のために特別な稽古を重ねているのです。
 
ところで、この「遠的」は実に示唆に富んでいます。
「近的」なら、矢はほぼ直線的に飛んでいきます。
しかし、「的」が遠くなるとそうはいきません。
あらかじめ矢の進む速度と落下角度との関係を見越した上で、構えは相当高めになっていくのですから、射抜くのはそう容易なことではありません。
いわば、目に見える「的」ではなく、目に見えないもう一つ高い「的」に向かって矢を放っているともいえましょう。
 
これは、弓道のみならず、何事においても設定される「目標」のあり方に似ているのではないでしょうか。
勉強であれ、進路であれ、その「目標」とするところは、できるかぎり高いところに設定した方がいいという所以もこの辺りにあるのかも知れません。
 
しかも、「理想」を「理想」のままで終わらせるか、それとも、その実現に向けての具体的な「目標」として還元するかは、あくまで本人しだいです。
 
いま、大学入試真っ只中。
浪人生もふくめ、この久我山で学んだ受験生たちの「目標」達成に向けて放たれた矢が見事的中することを祈るばかりです。
 

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