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クサマトリックス@ 12/25 第51回日体大卒業生及び教え子による創作ダンス研究発表会

2017年12月26日

 
       (右) 今秋の久我山祭での発表の様子
 
 
昨晩は、ダンス部(中高:原則「高校生」が出演)が例年この時期に参加している「日体大卒業生及び教え子によるダンス研究発表会」を鑑賞してきました。
 
本校の演目は、今年6月25日、昭和女子大学人見記念講堂にて行われた「第42回東京都私立中学高等学校協会主催 創作ダンス発表会」において、2年連続「優秀賞」を受賞した高校生による『クサマトリックス』。
 
「水玉の女王」とも称される草間彌生による前衛的なイマジネーションの世界。
少女時代の幻覚体験をもとにして、渡米後の絵画制作、さらにファッションショーや小説・詩などの文筆活動まで、その表現の世界は限りない広がりを見せています。
究極的にその求めるところは、「世界平和」と「人間愛」であるとのこと。
 
奇しくも、今年10月、東京:新宿に「草間彌生美術館」がオープン、現在その開館を記念しての「創造は孤高の営みだ、愛こそはまさに芸術への近づき」と題した記念展が開かれています。
ご自身の自伝書には「私はこの水玉一つで立ち向かってやる。これに一切を賭けて、歴史に反旗をひるがえすつもりでいた」と語り、同時にこの国のありように対しても「日本は伝統の良さを失って醜く近代化してしまった」とも指摘しています。そんな独特な稀代の芸術家、草間彌生の世界観をどのように身体表現化するのか、この舞台に至るまでには相当な紆余曲折と苦労の日々があっただろうことは想像に難くありません。
 
6月の発表会から9月末の「久我山祭」を経て約3ヶ月。今回の発表は本格的な大ホールでの舞台であることやきめ細やかな照明等の演出が施されたことを差し引いても、明らかにその踊りそのものは確実に進化を遂げていたように感じられました。
そう思うとき、先日の陸上競技部の力走にしろ、この度のダンス部の演技にしろ、「どれだけ汗を流したことだろう」とただただ脱帽するばかりです。
 
折しも街はクリスマスの余韻いまだ冷めやらぬ喧騒に満ちていましたが、それ以上に出演した生徒・学生たちの笑顔は、そうした地道に努力を積み重ねたものだけが見せる充足感に充ち満ちて輝きを放っていました。
 
  
※ 昨日の発表会は撮影できませんでしたので、
  久我山祭第2日の「校内ダンス部発表会」での演技を
  わずか30秒ほどですが、その雰囲気をご覧いただければと思います。

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